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elly(妹): 開運掃除&時短家事。目下の目標は、流れるように家事を回す!シナリー化粧品 アドバイザーとしてお陰様で充実活動中。大学1年娘、中2息子と娘で 5人家族。

あね(姉):なりわいは建築施工・監理。100年先も視野に入れ、心豊かに元気で楽しく長生きすることが目標。そのためにも、地球環境に優しい自然素材や、身体に良い食べ物について思いを巡らせる日々を過ごしています。
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映画「ナタリー」@DVD

立ち振る舞いだけで人生を語るとは
オドレィ・トトゥ、おそるべし。


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映画「ナタリー」
(2011、フランス、原題:
La délicatesse(デリカシー))

最愛の夫を亡くした女性の
自己治癒の時間を描いた物語です。

幸せな結婚生活から一転、
突然の事故で夫を亡くした主人公ナタリーは、
職場で"仕事の鬼"と陰口をたたかれながらも、
喪失感から目を背けるかのように
仕事に没頭する毎日を過ごしていました。

そんなある日、彼女は存在感のない部下に、
うわの空で熱いキスをしてしまいます。
無意識で、うっかりしたはずみの
この出来事がきっかけで、
ふたりはたがいに打ち解け合い、
徐々に親しさを増していきます。

ところが、非の打ち所ない美しい彼女と、
どう見ても素敵とは言えない
さえない風貌の男性とのカップル。
"なぜ、あの男がナタリーと?"
ふたりの関係を快く思わない
周囲の人たちによって噂の的となり、
長年の友人からも困惑され、
あげくの果てには、
彼女にセクハラまがいの好意を寄せている
社長からも嫌がらせを受けることになります。

さて、ふたりの行く末は?
彼女はどんな決断をするのでしょうか。

夫が交通事故に遭うという
非日常的な悲劇を除いては、
平凡な日常の一部を切り取った物語。
白黒はっきりした結末を希望される方には
できれば観ていただきたくないぐらい、
品のある美しい作品に仕上がっています。

全体に流れる空気は、
パートナーの死による彼女の喪失感、絶望感。
そこに突如登場した
存在感のない不思議な存在感を持った男性。
彼が画面に現れた瞬間から、
ただ内にこもっていた主人公の視界に、
他者が少しずつ入り込んでくる描き方が
とてもスマートです。
こんなふうに人は絶望の世界から
広い意味での現実社会に戻ってくるのだ
ということが伝わってきます。

それもこれも、ナタリー演じる
オドレィ・トトゥの演技力の賜物、
その人の持つ人生の背景を存在自体で表現できる、
まさに適任にして適役です。

どのシーンも印象的ですが、
最後の場面は圧巻。
彼女の次回作がとても楽しみになりました。

ちなみに、原作はこちら。


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『ナタリー』ダヴッド・フェンキノス
早川書房(2012)

兄ダヴッド・フェンキノスが小説を書き、
弟ステファン・フェンキノスが本作の監督。
このおふたりも"F兄弟"、
親近感わきます。

あね
******


by 3f-company | 2014-10-20 08:00 | 映画
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